Becrux
HIP 62434; Beta Cru
物理的性質
位置と識別子
可視性
設定で観測地を設定 すると可視性データが表示されます。
多重星系
接眼レンズ視野
Sep: 42.6″ · PA: 326° · 北が上、東が左
分離 · Rayleigh: 2.3″ · Dawes: 1.9″ · Eff: 3.1″
サイズ比較
恒星の進化
スペクトル分類
HR図
黒体放射スペクトル
恒星吸収スペクトル
スペクトル型に基づくシミュレーション吸収スペクトル。線にマウスを合わせると元素を識別できます。
恒星メモ
サーベイ画像
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Becruxについて
説明
ベクルックス(ミモザとも呼ばれる)は、等級1.25で南十字座で2番目に明るい恒星です。スペクトル型B0.5IIIの青色巨星で、地球から約280光年の距離にあります。ベクルックスは太陽の約16倍の質量と約34,000倍の光度を持っています。ケフェウス座ベータ型変光星で、4〜6時間の複数の周期で脈動し、数百分の1等級のわずかな明るさの変動を引き起こしています。
観測のコツ
ベクルックスは南十字星の東側(左)の腕を示し、北緯約20度以南からのみ観測可能です。南十字星は南の指標星(ケンタウルス座アルファ星とベータ星)を使って見つけるのが最善です。ベクルックスの青白色は、南十字星の上部にある赤みがかったガクルックス(南十字座ガンマ星)と美しいコントラストをなしています。有名な宝石箱星団(NGC 4755)がベクルックスのわずか1度南東にあります。南半球から3月から7月が観測の好機です。
歴史
ミモザという名前は花に由来するとされていますが、その起源は定かではありません。別名のベクルックスは「ベータ・クルーシス」の現代の短縮形です。南十字星は何世紀にもわたって南半球の船乗りの航法に使われてきました。オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、パプアニューギニア、サモアの国旗にも描かれています。
豆知識
ベクルックスの脈動は、恒星における非放射状脈動が最初に確認された事例の一つでした。表面は単純に均一に膨張・収縮するのではなく、複雑なパターンで振動しています。もしベクルックスがシリウスと同じ距離にあったら、満月とほぼ同じ明るさで輝くでしょう。