Alnasl
HIP 88635; Gamma2 Sgr; 10 Sgr
物理的性質
位置と識別子
可視性
設定で観測地を設定 すると可視性データが表示されます。
サイズ比較
恒星の進化
スペクトル分類
HR図
黒体放射スペクトル
恒星吸収スペクトル
スペクトル型に基づくシミュレーション吸収スペクトル。線にマウスを合わせると元素を識別できます。
恒星メモ
サーベイ画像
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Alnaslについて
説明
アルナスル(ヌシャバとも呼ばれる)は、いて座に位置するスペクトル型K1IIIの橙色巨星で、等級は2.99です。地球からおよそ96光年の距離にあり、太陽の約100倍の光度を持っています。アルナスルは射手の弓の矢の先端を示し、銀河中心方向の近くに位置するため、背景の星が非常に豊かなフィールドです。
観測のコツ
アルナスルは、いて座の南斗六星(ティーポット型アステリズム)の注ぎ口の先端に位置しています。銀河中心付近の豊かなスタークラウド、星雲、星団を見つける良い出発点となります。その暖かいオレンジ色は、背後の青白い星の雲と美しいコントラストを作ります。いて座が夜空に現れる6月から9月にかけてが最適な観測時期です。
歴史
アルナスルという名前は、「矢じり」または「先端」を意味するアラビア語「al-nasl」に由来し、射手の矢の先端におけるその位置を表しています。人気のティーポット型アステリズムでは、アルナスルは注ぎ口の先端を示し、そこから天の川がまるで蒸気のように立ち上っているように見えます。
豆知識
アルナスルを見るとき、私たちの天の川銀河の中心方向をほぼ真っ直ぐ見ていることになります。銀河中心はいて座の密集した星の雲の中、わずか数度離れた場所にあります。ティーポットの注ぎ口から立ち上る「蒸気」は、実際には天の川の中心バルジの密集したスタークラウドなのです。