Fomalhaut
HIP 113368; Alpha PsA; 24 PsA
物理的性質
位置と識別子
可視性
設定で観測地を設定 すると可視性データが表示されます。
多重星系
サイズ比較
恒星の進化
スペクトル分類
HR図
黒体放射スペクトル
恒星吸収スペクトル
スペクトル型に基づくシミュレーション吸収スペクトル。線にマウスを合わせると元素を識別できます。
恒星メモ
サーベイ画像
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Fomalhautについて
説明
フォーマルハウトは、みなみのうお座で最も明るい恒星で、等級1.16、地球から約25光年の距離にあります。スペクトル型A3Vの白色主系列星で、太陽の約1.9倍の質量と16.6倍の光度を持っています。フォーマルハウトは、恒星から約133 AUの距離にあるダスト質のデブリ円盤(残骸円盤)で有名で、主系列星の周りで最初に直接撮影されたものの一つです。2つの遠い伴星を持つ広い三重星系の一部でもあります。
観測のコツ
フォーマルハウトは「最も孤独な星」と呼ばれることがあります。北半球の秋の夕方に、他の明るい恒星がほとんどない南の空の低い位置で輝くためです。その孤立した輝きにより簡単に見つけられます。北半球からは10月と11月に南の低い位置を探してください。9月から11月が観測の好機です。南半球からはほぼ天頂を通過します。
歴史
フォーマルハウトという名前はアラビア語の「ファム・アル・フート」に由来し、「魚の口」を意味します。古代ペルシャの四つの王家の星の最後の一つで、紀元前2500年頃に冬至を示していました。2008年にハッブル宇宙望遠鏡により惑星と思われるもの(フォーマルハウトb)の直接画像が撮影されました。しかし、後の観測では、この明るい点は実際には2つの微惑星の衝突による膨張する破片雲であった可能性が示唆されています。
豆知識
フォーマルハウトのデブリ円盤は、ハッブル画像でのその外見から「サウロンの目」と呼ばれることがあります。鋭い内側の縁は、惑星が重力的に円盤を成形していることを示唆しています。フォーマルハウト系は実際には広い三重星系です。みなみのうお座TW星(フォーマルハウトB)とLP 876-10(フォーマルハウトC)は、それぞれ約1光年と3.2光年離れた遠い伴星です。