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M8について
説明
干潟星雲は、いて座にある空で最も明るく大きな星雲の一つで、約4,100光年の距離にあります。約110×50光年にわたって広がる巨大な星間ガスとダストの雲で、約50〜100個の高温若い星からなる若い散開星団(NGC 6530)が星雲を照らしています。中心を走る目立つダークレーンが、星雲に「干潟」のような外観を与えている高密度の遮光ダストの領域です。
観測のコツ
いて座の天の川の豊かな領域に位置し、ティーポットアステリズムの「蓋」から約5度北にあります。暗い空では明るい斑点として肉眼で見えます。双眼鏡で大きく明るい星雲と埋め込まれた星団NGC 6530が見えます。低倍率の望遠鏡で、暗い干潟の溝が星雲を二分しているのがはっきり見えます。高倍率では砂時計星雲が見えます。これは中心付近の乱流ガスの明るくコンパクトな領域です。UHCまたはOIIIフィルターで星雲の細部が強調されます。いて座が最も高く昇る6月から8月が観測の最適期です。
歴史
1654年以前にジョヴァンニ・オディエルナが発見し、望遠鏡で観測された最も初期の星雲の一つです。1680年頃にジョン・フラムスティード、1746年にフィリップ・ロワ・ド・シェゾーが独立に発見しました。シャルル・メシエが1764年にカタログに登録しました。M8内の砂時計星雲はジョン・ハーシェルが最初に記述し、干潟星雲の通称もハーシェルが名付けました。
豆知識
干潟星雲は、北半球の中緯度から肉眼で見える2つの星形成星雲のうちの一つです(もう一つはM42)。砂時計領域のハッブル宇宙望遠鏡画像では竜巻のような構造が見えます。高温若い星ハーシェル36からの強烈な放射によって形作られたガスのねじれた漏斗です。この星雲はオリオン星雲の約10倍の速度で新しい星を生成していると推定されています。
コミュニティ写真 (1)
Credit: National Science Foundation - Department of Energy Vera C. Rubin Observatory. License: CC BY 4.0. (Wikimedia Commons)
Skybred Feb 28, 2026