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接眼レンズ視野
M30 · 9.0′ diameter · N up, E left
最適倍率
分類デコーダー
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M30について
説明
M30は、やぎ座にある球状星団で、地球から約26,100光年の距離にあります。直径は約93光年で、数十万個の星を含んでいます。この星団は「核崩壊」と呼ばれるプロセスを経験しており、重力相互作用により星が内側に移動して極めて高密度の恒星核を形成しています。天の川の球状星団のうち核崩壊を起こしたものは約20%にすぎません。M30の年齢は約129億年で、宇宙そのものとほぼ同じ年齢です。約182 km/sの速度で私たちに向かって移動しています。
観測のコツ
やぎ座ゼータ星の約3度東南東に位置しています。双眼鏡ではM30は小さくかすかにぼやけた点に見えます。口径100mmの望遠鏡で100倍にすると、より暗いハローに囲まれたコンパクトで明るい核が見えます。口径200mm以上の望遠鏡で150-200倍にすると、外縁部で個々の星が分解され始めますが、核は強烈な未分解の輝きのままです。分解された星の連なりが周辺部から伸びています。M30はメシエ天体の中でもより南に位置する天体の一つで、8月から10月が観察の好期です。中北緯からはあまり高く昇らないため、安定した大気が有利です。
歴史
1764年8月3日にシャルル・メシエによって発見されました。ウィリアム・ハーシェルが1780年代に初めて個々の星に分解しました。20世紀には詳細な測光研究によりM30が最も金属欠乏の球状星団の一つであることが明らかになり、天の川の歴史の非常に初期に形成されたことを示しています。ハッブル宇宙望遠鏡の観測により、その核崩壊構造と青色はぐれ星の特異な個体群が確認されました。
豆知識
M30の核は非常に高密度で、太陽の近傍と比べて星が約100万倍密集しています。M30の青色はぐれ星は2つの異なるメカニズムで形成されたようです。星同士の直接衝突と連星系のゆっくりとした合体です。これは2009年のハッブル観測による発見です。
コミュニティ写真 (1)
Credit: NASA/ESA. License: Public domain. (Wikimedia Commons)
Skybred Feb 28, 2026