物性
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接眼レンズ視野
M75 · 3.6′ diameter · N up, E left
最適倍率
分類デコーダー
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M75について
説明
M75は、いて座に位置する約67,500光年の距離にある高度に集中した球状星団で、メシエカタログで最も遠い球状星団の一つです。8.5等で輝き、実際の直径は約130光年ですが、非常に遠いため見かけの大きさは約6.8分角にすぎません。M75は集中度クラスIで、知られている中で最も密に詰まった球状星団の一つに位置づけられます。星が中心に向かって極めて密集しており、大型のアマチュア望遠鏡でも個々の星を分解するのが非常に困難です。星団の年齢は約130億年と推定されています。
観測のコツ
いて座の東部に位置し、やぎ座δ星の約8度南南西にあります。双眼鏡ではM75は小さなぼやけた星として見えます。100mm望遠鏡では淡いハローに囲まれたコンパクトで明るいコアが見えますが、個々の星の分解には極端な集中度と距離のため少なくとも250mm望遠鏡が必要です。大口径でもコアは強烈な未分解の輝きのままです。中程度から高倍率(150-200倍)での観察が最適です。7月から9月のいて座が最も高い時期が最適です。
歴史
1780年8月27日にピエール・メシャンによって発見され、同年10月18日にメシエによってカタログに記載されました。メシエは「いて座とやぎ座の頭の間にある星のない星雲」と記述しました。ウィリアム・ハーシェルが18世紀末に初めて部分的に星に分解し、その極端な凝縮を指摘しました。星団の大きな距離は、天の川銀河の中心の向こう側に位置することを意味します。
豆知識
M75は天の川銀河で最も光度の高い球状星団の一つで、絶対等級は約-8.5です。M13と同じ距離にあれば肉眼で見えるでしょう。集中度クラスIは、既知の球状星団の97%より密に詰まっていることを意味します。数十万個の星を含むにもかかわらず、中心付近の星間距離は平均わずか約0.02光年です。
コミュニティ写真 (1)
Credit: ESA/Hubble & NASA, F. Ferraro et al.. License: CC BY 4.0. (Wikimedia Commons)
Skybred Feb 28, 2026