M61
NGC 4303
物性
位置と識別子
可視性
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Eyepiece View
M61 · 6.9′×6.6′ · N up, E left
Surface Brightness & Visibility
Morphology Decoder
赤方偏移
サーベイ画像
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M61について
説明
M61(NGC 4303)は、おとめ座にある正面を向いた棒渦巻銀河で、地球から約5,250万光年の距離にあります。9.7等級で輝き、約6.5×5.8分角に広がり、実際の直径は約100,000光年です。M61はSABbc型に分類され、ゆるく巻いた腕を持つ中間的な棒渦巻銀河です。おとめ座銀河団で最大の銀河の一つであり、多数の明るいHII領域と若い青い星団を伴う活発な星形成活動で知られています。銀河はセイファート2型/LINERに分類される活動核を持っています。M61は1926年以降8回の超新星が観測されており、知られている銀河の中で最も多産な超新星発生銀河の一つとして際立っています。
観測のコツ
おとめ座銀河団の南部に位置し、おとめ座16番星から約1.5度北北東にあります。M61は比較的低い表面輝度のため見つけるのが難しい場合があります。双眼鏡では微かな丸い染みとして見えます。100mm望遠鏡で80-100倍にすると、中心がわずかに明るい拡散した丸い光輝が見えます。正面を向いているため光がより広い面積に分散し、等級から想像するよりも暗く見えます。200mm望遠鏡で暗い空の下では斑状の構造が見え始め、300mm以上の口径では渦巻き腕をたどることができます。3月から6月が最適な観測時期です。
歴史
1779年5月5日にバルナブス・オリアーニが彗星を観測中に発見しました。シャルル・メシエも同じ夜に独立して発見しましたが、最初は彗星と混同しました。M61では8回の超新星が観測されています:1926年、1961年、1964年、1999年、2006年、2008年、2014年、2020年。これにより、知られている中で最も多産な超新星ホスト銀河の一つとなっています。最も最近のSN 2020jfoはII型超新星でした。
豆知識
8回の超新星が観測されたことから、M61は「超新星工場」と呼ばれることがあります。統計的に、M61での超新星発見率は予想をはるかに上回っています。これは部分的に、活発な星形成を伴う正面向きの渦巻銀河であるため、超新星が検出しやすいことによります。この銀河は発見の夜にメシエ自身によって彗星と間違えられたという逸話があります。