M59
NGC 4621
物性
位置と識別子
可視性
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Eyepiece View
M59 · 4.5′×3.2′ · N up, E left
Surface Brightness & Visibility
Morphology Decoder
赤方偏移
サーベイ画像
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M59について
説明
M59(NGC 4621)は、おとめ座にある楕円銀河で、おとめ座銀河団のメンバーとして地球から約6,000万光年の距離にあります。9.6等級で輝き、約5.4×3.7分角に広がり、実際の直径は約90,000光年に相当します。M59はE5型に分類され、顕著に細長い楕円銀河であることを意味します。ハロー内を周回する約2,200の球状星団を含んでいます。銀河の中心領域には約2億7,000万太陽質量の超大質量ブラックホールがあります。楕円銀河としては珍しく、M59は逆回転する恒星核を持っています。内側の星は外側の銀河の星とは反対方向に周回しており、過去の銀河合体を示唆しています。
観測のコツ
おとめ座ロー星から約3度東北東に位置し、M59はより大きく明るいM60と同じ望遠鏡の視野にあり、M60は東にわずか25分角です。双眼鏡ではM59は見落としやすい微かで小さな染みです。100mm望遠鏡で100倍にすると、中心がより明るい小さな細長い光輝が見えます。200mm望遠鏡では滑らかで特徴のない楕円が見えます。これは楕円銀河に典型的な姿です。同じ視野にM60(とその伴銀河NGC 4647)と一緒に見えるのは美しい視覚的グループとなります。3月から6月が最適な観測時期です。
歴史
1779年4月にヨハン・ゴットフリート・ケーラーが発見し、同年4月15日にシャルル・メシエが独立して発見しました。メシエは同じ夜に発見したM58とM60と共にカタログに登録しました。銀河の逆回転する核は1980年代に分光観測によって発見され、一見滑らかな楕円銀河であっても銀河合体を含む複雑な形成史を持ちうることの証拠となりました。
豆知識
M59はおとめ座銀河団で最大の楕円銀河の一つです。その逆回転する核は過去の銀河合体の確かな兆候です。M59はかつて反対方向に周回していた小さな銀河を飲み込んだのです。銀河の2,200の球状星団は隣のM60に比べれば控えめですが、それでも天の川の数の約14倍です。