M60
NGC 4649
物性
位置と識別子
可視性
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Eyepiece View
M60 · 6.8′×5.5′ · N up, E left
Surface Brightness & Visibility
Morphology Decoder
赤方偏移
サーベイ画像
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M60について
説明
M60(NGC 4649)は、おとめ座にある巨大楕円銀河で、おとめ座銀河団の中にあり、地球から約5,500万光年の距離にあります。8.8等級で輝き、銀河団で最も明るく質量の大きい楕円銀河の一つです。M60は約7.4×6.0分角に広がり、実際の直径は約120,000光年に相当します。この銀河は約45億太陽質量という巨大な超大質量ブラックホールを含んでいます。これは今まで測定された中で最大級のもので、天の川の中心ブラックホールの1,000倍以上の質量です。M60の周囲には約5,100の球状星団が周回しています。注目すべき伴銀河として渦巻銀河NGC 4647があり、投影上M60と重なって見え、重力的相互作用の初期段階にある可能性があります。
観測のコツ
おとめ座銀河団の東部に位置し、おとめ座ロー星から約4度東にあります。M60はM58-M59-M60のトリオの中で最も明るく、最も見つけやすいです。双眼鏡ではやや明るいぼんやりした小さな斑点として見えます。100mm望遠鏡で80-100倍にすると、目立つ核を持つ明るく丸い光輝が見えます。200mm望遠鏡では、伴銀河NGC 4647がM60のハローの北西に接する微かな染みとして見えるようになります。ほとんど重なって見えます。M59は低倍率で同じ視野に見えます。3月から6月が最適な観測時期です。
歴史
1779年4月にヨハン・ゴットフリート・ケーラーが発見しました。シャルル・メシエは1779年4月15日に独立して発見し、M58とM59をカタログに登録した同じ夜でした。M60と見かけの伴銀河NGC 4647の関係は長く議論されてきました。以前の観測では相互作用している可能性が示唆され、2012年のハッブル宇宙望遠鏡の画像により、両銀河間の初期段階の潮汐相互作用の兆候が確認されました。
豆知識
M60の中心ブラックホールは45億太陽質量で、直接測定された中で最も重いブラックホールの一つです。太陽系の中心に置いた場合、その事象の地平線は海王星の軌道を超えて広がります。M60を周回する超コンパクト矮小銀河M60-UCD1は、これまで発見された中で最も高密度の銀河の一つで、わずか160光年の直径に1億4,000万太陽質量を詰め込んでいます。