M12
NGC 6218
物性
位置と識別子
可視性
設定で観測地を設定 すると可視性データが表示されます。
接眼レンズ視野
M12 · 11.1′ diameter · N up, E left
最適倍率
分類デコーダー
サーベイ画像
サーベイ画像を読み込み中…
M12について
説明
M12はへびつかい座にある球状星団で、地球から約15,700光年の距離にあります。直径約75光年に広がり、数十万個の星を含んでいます。6.1等級、見かけの直径約16分角で、明るく魅力的な観測対象です。M12は球状星団としては比較的緩い構造を持ち、集中度クラスIXで、隣のM10よりも明らかに集中度が低いです。星団の年齢は約126.7億年と推定されています。
観測のコツ
へびつかい座のM10の約3.4度北西に位置しています。6.1等級で、暗い空の下では肉眼でかすかに見えます。双眼鏡ではM10よりやや大きく拡散した丸いぼんやりとした輝きとして見えます。口径100mmの望遠鏡で100倍では明るく緩やかに集中した粒状の質感の星団が見えます。口径200mmの望遠鏡では全体にわたって個々の星が容易に分離でき、緩い集中度のおかげで多くの球状星団より星の分離が容易です。6月から8月が最適で、M10とペアで観測されることが多いです。
歴史
1764年5月30日にシャルル・メシエがM10を発見した翌日に発見しました。「星のない星雲」と記述しました。ウィリアム・ハーシェルがより大きな望遠鏡で星に分離しました。長年にわたり天文学者たちはM12が極めて豊かな散開星団なのか緩い球状星団なのか議論しましたが、現在は球状星団として確実に分類されています。
豆知識
研究によると、M12は銀河中心を周回する際の天の川との潮汐相互作用により約100万個の低質量星を失ったとされています。これが、典型的な球状星団と比べて暗い星が異常に少なく見える理由を説明しています。星団はそのサイズから予想される数の4分の1しか低質量星を持っていません。