M52
NGC 7654
物性
位置と識別子
可視性
設定で観測地を設定 すると可視性データが表示されます。
接眼レンズ視野
M52 · 9.9′ diameter · N up, E left
最適倍率
分類デコーダー
サーベイ画像
サーベイ画像を読み込み中…
M52について
説明
M52(NGC 7654)は、カシオペヤ座にある豊かな散開星団で、地球から約5,000光年の距離にあります。7.3等級で輝き、約13分角に広がり、実際の直径は約19光年に相当します。この星団には約190の確認されたメンバーがあり、総恒星数は数百に達すると推定されています。その年齢は3,500万年から6,000万年と推定され、比較的若い星団です。最も明るいメンバーは青白いB型主系列星ですが、星団の中心付近には2つの黄色巨星があり、冷たい青い背景に対して目立ちます。M52はカシオペヤ腕に沿った豊かな天の川の星野に埋め込まれており、低倍率では周囲の背景星と区別するのがやや難しい場合があります。
観測のコツ
カシオペヤ座の北西部に位置し、カシオペヤ座アルファ星(シェダル)からベータ星(カフ)を通る線を延長し、ほぼ同じ距離を先に進むと見つかります。双眼鏡では、豊かな天の川の背景に対してぼんやりと少し凝縮した斑点として見えます。100mm望遠鏡で50-80倍にすると、西側の縁にひときわ明るい星がある扇形の星の集まりが見えます。200mm望遠鏡で100-150倍にすると、星団全体で数十個の星が分解され、繊細な鎖や弧が美しいパターンを作ります。近くのバブル星雲(NGC 7635)は南西にわずか35分角のところにあります。カシオペヤ座が北の空高くに昇る8月から1月が最適な観測時期です。
歴史
1774年9月7日にシャルル・メシエが彗星を追跡中に発見しました。彼はこれを「星雲に混じった非常に微かな星の集団」と記述しました。ウィリアム・ハーシェルが初めて星団を個々の星に完全に分解しました。この星団は比較的コンパクトな性質と明確な主系列のため、恒星進化と散開星団の力学の研究で重要でした。
豆知識
M52はメシエカタログの中で最も豊かな散開星団の一つです。その扇形の外観から、小型の野鴨星団(M11)に例える観測者もいます。星団の縁にある明るいオレンジ色の星は実際には手前の星であり、星団の真のメンバーではありません。