Astraea
物性
位置と識別子
物理的性質
軌道要素
観測のコツ
発見
現在の暦
可視性
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Astraeaについて
説明
アストラエア(5 Astraea)は、直径約119kmの大型メインベルト小惑星で、太陽から2.58天文単位の距離を公転しています。ケイ酸塩とニッケル鉄からなる適度に反射する岩石質の表面を持つS型小惑星です。アストラエアは小惑星発見史において独特な位置を占めています。発見された5番目の小惑星ですが、1807年のベスタ発見から実に38年もの空白期間の後に見つかりました。この発見が小惑星探索を再燃させ、10年以内に数十個が新たに発見されました。
観測のコツ
衝の時期に約9.0〜9.5等級に達し、小型望遠鏡が必要です。軌道位置により9等から12等の間で明るさが変化します。約15ヶ月ごとに訪れる衝の前後が観測の好機です。背景の星に対する動きが比較的遅いため、位置のずれを確認するには2〜3夜の観測が必要です。
歴史
アストラエアは1845年12月8日、ドイツのアマチュア天文家で郵便局員のカール・ルートヴィヒ・ヘンケによってドリーセン(現ポーランドのドレズデンコ)で発見されました。ヘンケは15年間にわたり新しい小惑星を体系的に探索していました。プロイセン王は彼に年金を与えました。ギリシャ神話の正義の女神アストライアにちなんで命名されました。
豆知識
ヘンケによるアストラエアの発見は、小惑星帯を開く鍵となりました。それまで知られていた4つの小惑星が孤立した存在ではないことを証明したのです。2年以内にヘンケはもう一つの小惑星(6 Hebe)を発見し、他の天文学者たちも次々と小惑星を見つけ始めました。1868年までに100個以上の小惑星が知られるようになりました。